住宅用語豆辞典『き』
・木裏(きうら)
板目の板の面で、樹心に近い方をいう。
木表より収縮しにくいので、敷居や鴨居は木表側に溝をつけるようにして使う。
・木表(きおもて)
板目の板の面で、樹皮に近い方をいう。
木裏よりきれいなので、普通は木表面を表に出すように使う。
・気温の較差(きおんのかくさ)
最高気温と最低気温の温度差
・危害防止(きがいぼうし)
建築工事の施工者者、工事に伴って生じるさまざまな危害を防止する義務を負う
・気乾状態(きかんじょうたい)
大気中にある木材は、含水率が高いものは水分を放出し、低いものは水分を吸湿して温湿度の状況をはじめとする環境による平衡状態となる。
木材の含水率がこの状態にあることを「気乾状態」といい、木材は含水率の変動が小さく建築用材としても最適である。
・気乾状態の見かけ比重
気乾状態は、木材を自然状態でよく乾かした状態のこと
・キクイムシ(きくいむし)
ほぼ日本全土に分布している。含水率の高い木材を好み、乾燥材には棲息できない。
・木ぐい
くい打ち地業に使う木製のくい
・規矩述(きくじゅつ)
規は円を書くブシマワシを表し、今でいうコンパス、矩はマガリガネで直角を計る道具を意味する。
木造建築にあって、規矩述は、工作に必要な作図や部材の墨付けを曲尺を用いて行う高水準な技法といえる。
・刻み(きざみ)
墨付けされた材木を墨線に従って継手・仕口などを正確に形作る作業工程。
・キシラデコール
商品名。一般名称はWPステイン(木材保護着色剤)。防虫防カビ防腐効果のある塗装材
・基準墨(きじゅんずみ)
建物の通り心や高さの基準として打たれる墨。
・木摺(きずり)
ラスモルタル塗りなどで、メタルラス取付けのために下地材として軸組などに打ち付ける小幅板。
・木摺下地(きずりしたじ)
左官工事のプラスター塗りやしっくい塗りなどの下地として、厚さ7o、幅35o程度のズギ材を、7o間隔程度の間隔をとって張ったもの
・木摺下地壁(きずりしたじかべ)
左官工事で木摺板を7〜9mm目透かしにして柱に打ち付けたものを、塗り壁下地とする工法。
・既製鉄筋コンクリートぐい
くい打ち地業に使うために、あらかじめ工場で生産されたコンクリートぐい。
・基礎(きそ)
上部構造からの荷重を地盤に伝える下部構造の総称。
・基礎の凍結防止
基礎の最下部を凍結深度以下にした上で、基礎の外部に凍結深度まで防寒措置を施す
・基礎パッキング工法
基礎と土台の間に隙間を空けて床下の換気をうながす工法
・既存不適格建築物
以前は法律的に何ら問題はなかったが、その後新たな法律には適合しなくなった建築物。
・北側斜線(きたがわしゃせん)
住所専用系用途地域で北側隣家への日照を考慮し、建築物の形態を規制した法律。
・北側斜線規制
敷地の北側の敷地の日照阻害を防ぐために、低層住居専用地域内と中高層住居専用地域内では、建築北側の高さが制限される。
・狐格子(きつねごうし)
木連格子
・木連格子(きづれごうし)
竪の格子子(こうしこ)(厚み、竪子と呼ぶ)の裏に同じ見付け(幅)の格子子を横に配置して、格子の隙間を正方形にとった格子。
・輝度(きど)
光源やその反射面をある方向から見たとき、その方向に出る光の強さ。
・木取り(きどり)
丸太などの用材を挽いて、用途に応じた形状に加工すること、また、その手順や方法を検討すること。
・揮発性有機化合物(VOC)(きはつせいゆうきかごうぶつ)
噴射口から気泡を噴出させ、マッサージ効果を加えた浴槽。ジャグジーは商標。
・木拾い(きびろい)
木造の工事で必要となる構造部材、造作部材など、使用する全て木材の樹種、寸法、等級、数量などを設計図から拾い出す作業のこと。
その結果を記したものを木拾い帳(きびろいちょう)という。
・気泡浴槽
噴射口から気泡を噴出させ、マッサージ効果を加えた浴槽。ジャグジーは商標。
・基本設計(きほんせっけい)
施主からの与条件、各種の法規制などの条件を前提とし、それらを整理し、目的とする建築を実現に向けてその構想を練り上げていく設計作業。
・鬼門(きもん)
陰陽述では東北方向を指し、災い多い方向とされる。
古代中国で、災いの襲ってくる方位を鬼門としたことに由来する。
鬼門除けの行為は、風習として定着している。
・客土(きゃくど)
不良地盤の改良などのために、表層土の一部を取り除いて入れ替えるなど、敷地外部から搬入される良質土。
・キャド(CAD)(computer aided design)(きゃど)
コンピュータおよびその周辺機器を用いた設計行為。
・キャム(CAM)(computer aided manufacturing)(きゃむ)
CADによる設計データを生産工程に活用して、精度の高い製品の製造と、生産性の向上をはかるシステム。
・吸音(きゅうおん)
投射した音のエネルギーを吸収すること。
・吸音材(きゅうおんざい)
壁や天井で音を吸収して反響を防ぐ材料のこと
吸音材にも高音用、低音用など種類がある。
・求心器
測量する敷地の中心点を求めるのに使う。
・給水管
水を供給する為の配管材料
・給水方式
水道水を供給する方式。
・Q値(きゅーち)
正確には総熱損失係数と呼ばれ、内外の温度差が1度の時に1時間に建物全体から逃げる熱の割合を示す
・給湯管
湯を給湯するための配管材料。
・給湯設備
洗面所、浴室、台所などに必要な量の温水を適度な温度で供給するための設備
・キュービクル
変圧器、遮断機、配電盤などの変電設備をコンパクトにユニット化したもの
・強化ガラス(きょうかがらす)
普通板ガラスやフロートガラスなどに熱処理を施して、ガラス表面に圧縮応力を加え、強度を高めたガラス。
・脚長(きょうくちょう)
継手のルートからすみ肉溶接の止端までの距離
・強制換気
高気密住宅等で送風機や換気扇等の機械を用いて強制的に室内を換気すること
・共通仮設(きょうつうかせつ)
工事を完成させるにあたって、工事全体に対して必要となる仮設。
・強度試験(きょうどしけん)
木造建築の構造体や接合部などの耐力を確認するための試験方法と、
構造部材の許容応力度を誘導するための試験方法がある。
・京間(きょうま)
基準尺の一つ。京都を中心に大阪、瀬戸内、山陰、九州で用いられてきたもの。
・京呂組(きょうろくみ)
和風小屋組の1つで、小屋梁と桁との取り合いの一つ。
軒桁上に小屋梁を渡り腮(あご)蟻掛けで架ける方式で近世になって考案された。
・許可申請
法律的に禁止されている行為に関して、例外的に禁止の解除を特定行政庁に申請すること。
・局部座屈
部材の断面形を構成している板要素が、圧縮力を受けて部分的に座屈する現象
・局部照明
一定の空間の中の限定された範囲のみを照明する方法
・居室
人間の活動上、継続的に使用される室。
・居室の換気
すべての居室には、原則として、床面積の1/20以上の、換気のための窓その他の開口部を設けなければいけない。
ただし、一定の技術的基準に従って、換気設備を設けた場合は除かれる
・居室の採光
住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿、福祉施設等の居室は、自然光による採光のための窓その他の開口部を設けなければならない
・居室の天井高
居室の天井の高さは、2.1m以上とする必要がある。
ただし、学校の教室で床面積が50uを越えるものは3m以上とする必要がある
・居室の内装制限
耐火建築物以外の住宅の、2階建てであれば1階の、3階建てであれば1・2階の、調理室等の火気使用室の天井と壁は不燃材料か準不燃材料を使用する必要がある
・居室の床高
最下階の居室の床が木造の場合、地面からその床上面まで、45p以上必要である。
・許容応力度(きょようおうりょくど)
木材に加わる曲げ、圧縮、引張り等の外力に対して、破壊しない安全な強度のこと。
構造建築に不可欠な数値。
・許容沈下量(きょようちんかりょう)
建物に有害な障害が生じない範囲の基礎の沈下量。
・ギリシア建築
神殿建築を特徴とする古代ギリシア時代の建築様式。
・切土(きりつち)
土地を平らにするために高い部分の土を削り取ること。
切り取りともいう。
・切妻屋根(きりづまやしき)
シンプルで機能的。雨漏りがしにくく屋根裏の換気もいいので、積雪地にはピッタリ。
見た目も純和風的な美しさがあり、日本では最もポピュラーな屋根の形。
・霧除け庇(きりよけびさし)
窓や出入り口など外部に面する開口部の上部に、雨仕舞のために付ける小庇。
・金属拡張アンカー
あらかじめ窄孔された孔に装着し、打撃又は回転締め付けにより、その拡張部が開き、コンクリート孔壁にくい込むことにより固着する方法。
・金属板ぶき
銅板、亜鉛鉄板、軽合金板、各種特殊鋼などの金属板を用いた屋根ぶき
・銀点(フィッシュアイ)
溶着金属の破面に現れる銀白色をした魚の眼状の部分
・近隣商業地域
土地計画法8条に規定された用途地域の1つ
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